もこまる諸行無常なブログ

明るいけど頑固なところもある母、アスペルガー症候群の父、難病もちの私の3人家族です

保険の契約の立ち合い

70歳以上の人は保険に入る際、
家族の同席が必要という決まりがあるとのことで、
母のがん保険の契約につきあいました。

正直に言って、
「もうがん保険は必要ないと思うよ」
と母にはさんざん言ったのですが、
「自分のお金で入るんだから好きにさせてくれ」
というので、じゃあ好きにしてもらうしかないよね、
という思いでしたね。

母が特別迷信深いというわけではなく、
慣習として思い込まされてきたんでしょうけど、
がん保険がきれるとがんになる、と思っているようです。
わたしも以前はそういうもんなのかな、
とあまり深く考えてなかったのも事実ではあります。

保険屋さんが同席者のサインを求めてきた際、
はっきり言わせてもらいました。
「わたしはこの保険は不要なものだと思っています」と。
それに対して保険屋さんは、
「どっちが正しいかわからないですよね。
保険が切れたとたん病気になるっていう話もききますしね」
とよくある不安あおりトークを展開してきました。
何も知らないで聞いていたら、
なんとなく保険に入ったほうが安心な気がしてきてしまうでしょう。
以前のわたしなら何歳でもがん保険に入ることに
なんの疑問も抱かなかったと思います。
保険が切れるとがんになるかもしれないから保険は継続したほうが良い、
なんていうまったく合理的でない理屈をつけて
商品を売っている保険屋さんがあんなに堂々と
CMで宣伝したりしているなんて、
本当に不思議ですよね。

ちなみに契約したのはアフラックの保険でしたが、
営業に来たのは「郵便局!」という名札をつけた人なんです。
これもまた、郵便局の信用力を利用していて
ずるいやり方だなあと思います。
保険屋さんは養老保険とか貯蓄型保険とかも
継続させようとしていましたが、
その契約に関しては阻止することに成功しました(今回は)。

満期になってお金が入ってくる、
というのを知っていて営業にくるんですから
金融機関ってほんとにたちが悪いなあと最近は思ってます。
信用してお金を預けているところが
お金をかすめ取ろうとしてくるんですから
油断も隙もないですよね・・・