
お題「一番繰り返して観た映画は?」

何度見ても感動
最初に見たのがどこでだったかは覚えていません。
映画館ではなかったと思います。
ということはテレビでしょうか。
学校の教室でも見たことがあるような。
何度見ても、最後のシーンでは涙があふれます。
最近はあまりテレビでやらなくなりましたが、昔はジブリの映画の公開に合わせてよく放送されていました。
ほんとうはもっと長いストーリーの一部
原作の漫画も読みました。
ものすごく分厚くて長い話ですが、一気に最後まで読んでしまいました。
風に乗り、自然を愛し、人の争いに巻き込まれつつ、未来を切り拓いてゆく「風の谷」の族長の娘ナウシカ。
映画はほんの最初の部分で、その後世界の成り立ちすべてが明らかになっていきます。
謎がとけていくうちに、わたしたちが生きるこの世界の未来が、ナウシカたちのような世界につながっていてもおかしくない、そんな思いにさせられます。
誰かが生きている場所を奪おうとして争いがおこる。
世界のあちこちで起きている戦争も同じように、なぜか人はいまの場所だけでは満足できない生き物なんですね。
知恵をもち、だれもが幸せに生きられる仕組みを考えることができるはずなのに、いつまでも争いがなくならないのはいったいなぜなのか。
虫や動物がもつ縄張り争いの本能から人間も逃れられない運命なのだとしたら、地球を破滅させられるほどの兵器を作り出す知恵など必要なかったのに、と思わずにいられません。
ナウシカと王蟲
深い森、巨大になった虫たち。
自然に対する畏怖の思いは、八百万の神をもつ日本人特有の感覚なのでしょうか。
怖がったり強がったりする登場人物たちの中で、ナウシカだけは強い芯をもって正しい道を進もうとする。
人というよりは精霊に近い存在のように感じました。
自分勝手な人間たちよりも、ナウシカと王蟲のほうが似ているかもしれません。
弱いものを守り、助けようとする。
「王蟲」
ほんとうにふさわしい名前をつけたものです。