
アスペルガー症候群の特徴すべてあてはまる父
気難しくて、話がかみ合わなくて、妙なこだわりが強くて、ずっとおかしいと思い続けていた父の態度や行動が、「アスペルガー症候群」の存在を知って納得。
病気だったんだと。。。
父は病院で診断されることもなく、ふつうに会社員として定年まで働き、退職した後も嘱託として働いていました。
人間関係は苦手で、近所づきあいもボランティアもサークル活動も、やっていません。
ただ単に、変わった人、と思って我慢していたことが、病気なんだ、と思うことで納得できるようになりました。
退職した父のこだわり
退職後、やることのない父はおもに台所、お風呂場をきれいにすることを決めたようで、何をやっているのかわからないけどとにかく長い時間こもります。
洗った後の食器や調理器具を点検し、汚れを発見したら洗い直し、乾燥させるために芸術的なまでに重なり合わないような形に積み上げます。
父の食器洗いは非常に入念です。
洗剤をたっぷり使い、ごしごしごしごし・・・
最近の洗剤はさっと洗うだけですぐ汚れがおちるくらい性能がよくなっていそうなんですが、特にこびりついた汚れがなくても、ながながとこすってからようやく洗い流します。
お風呂も夜11時に入って、出るのは2時くらい!?
長すぎて出てくるところを確認できないくらいです。
もし風呂場で倒れていても、翌日まで発見できないでしょう・・・
料理用のガスコンロを暖房代わりにするのをやめない父
寒い時期になると、父は料理用のガスコンロをつけて暖房代わりにします。
それはさすがにやめてほしい、と母が何回か言いましたがやめません。
たまに食器についた水滴を、コンロであぶって乾かしていたりすることもあります。
上に鍋もフライパンもなにもない状態でガスコンロがついていると危ないんじゃないか?とわたしでも思います。
火をつけっぱなしでふらふらと別の部屋に行ったまま、忘れていたこともありました。
「火をつけっぱなしだったから消しておいたよ」
といっても謝ることは絶対なく、
「ああ」
とかなんとか言うだけです。
ちなみに他の人が同じことをしたら
「ちゃんとしろよ」
と嫌味たっぷりに父に注意されるでしょう。
不愉快を絵にかいたら父になりそう
父は不愉快を周りに振りまくのが得意です。
日常生活においても外出先でも、だれに対しても見下した態度と物言いで、こちらはむかむかしたりはらはらしたり。
毎日腫れ物に触るように接しています。
アスペルガー症候群のコミュニケーション能力のなさには悲しくなるけれど、ふつうの親であろうと無理やりもがいている感じが時折あって、気の毒に思えるときもあります。
相手の気持ちを想像したり共感したりすることが全くできないゆえに、人と親しくなることもない。
周りからは寂しい人に見えるけれど、本人にとって世界はどんなふうに見えているんでしょうか。
透明な壁に阻まれて、いつも遠くに感じています。