ランダム・ウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」ということを意味する言葉だそうです。
「ウォール街のランダムウォーカー」というインデックス投資のバイブルのような本があって、ランダムウォーカーといえばインデックス投資家を指すようなイメージがあります。
ファンダメンタル分析もテクニカル分析も、市場平均を上回るリターンを上げ続けることはできない、という理論を裏付ける証拠を提示しつつ、長期にインデックス投資をすることが多くの人にとって資産を増やす一番確実性の高い投資であると結論づけられています。
そして日本のランダムウォーカーを名乗る投資家の一人、水瀬ケンイチさん。 「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というブログを運営されています。副題は「インデックス投資実践記」。
「ほったらかし投資術」などの著書もあるインデックス投資のプロ。
買い続ける投資についてもっと早く知りたかった!
とも思うほどよい投資手法だなと思っていて、わたしも実践中です。
ただ、ほったらかしでOKなゆえに、ブログ向きではないなと感じます。
資産が増えたとか減ったとか、毎日のように見ていたらほったらかしじゃなくなって矛盾しますからね。
投資はふだんは忘れているくらいでちょうどよいもの。
投資系ブログは役に立つものというよりエンタメとして、自分ができないような投資をやっている人の記事を見て疑似体験するほうが楽しそう!
デイトレーダーさんのブログを見ていると、陽線とか陰線とか
よくわからない専門用語を駆使してその日の値動きを追った様子が書かれていて、
相場にどっぷりつかって必死に泳いでいる様子が伝わってきます。
そして1日に大きく儲けたり、または損したり。
パチンコよりはちょっと確率の高そうなギャンブルのようにも見えますが。
短期で株を買ったり売ったりして相場に勝ち続け、財産を築けるのは天才か、本物の強運の持ち主だけ。
まねしてやけどしないように気をつけないと!