もこまる諸行無常なブログ

明るいけど頑固なところもある母、アスペルガー症候群の父、難病もちの私の3人家族です

動悸で眠れなくなった話 治療

掲示板上での中傷により心のダメージを負い、自分では手に負えなくなって病院に駆け込んでからのお話です。

 

char-na.hateblo.jp

まずは普通の内科で安定剤をもらった

動悸というのは、

「どきどきするだけでしょ?たいしたことないのでは」

と思われるかもしれませんが、とにかく眠れないんです。

深夜の2時くらいに少し眠って、4時ごろふと眠りが浅くなると動悸に起こされてもう眠れない。

そんな日々が続きました。

近所の内科で

「神経がたかぶって眠れない」

と言ったらデパスを出してくれました。

飲むと少しよくなるけど、薬がきれるとまた動悸が戻ってくる。

苦しくて、指示された量より多く薬を飲んでいました。

よくならないので心療内科を探す

動悸が収まる兆しが全くみえなかったので、心療内科を受診しようとしますが、電話をかけてみると完全予約制で、しかも1か月待ち。

待つしかありません。

初診は時間がかかるので1日に1人しか枠がないとのことで、仕方ないとは思いつつ途方もなく長く感じた1か月でした。

 

デプロメールが著効

1か月後。ようやくやってきた受診の日。

やや緊張しつつ初めてのクリニックを訪れました。

穏やかで話をよく聞いてくれる良い先生でした。

最初は持病のことを言ったら薬をくれないのではと思い、隠していたんですが、それもきちんと伝えることができました。

眠れないのがとにかくつらい、と訴えて、最初に出してくれたのは

レンドルミンソラナックスデプロメール

飲み始めて1か月は全然効果がなくて、

「まだ苦しいです」

というと、デプロメールが増量になりました。

すると!ある日ぴたりと動悸が収まったんです。

薬って、すごいですね。

 

その後は掲示板からは距離をおき、気づいたら掲示板そのものがいつのまにかなくなっており。

あんなに夢中になっていたネットの住人たちとの人間関係もすっぱりとなくなり。

リアルもネットも、適度につきあうことの重要さを教えられたできごとでした。

 

今では遊びも仕事も、さまざまなことがオンラインでできるようになっています。

コロナも世界を劇的に変化させました。

ネットを使わない生活、というのは考えられなくなったし猛烈に便利になったけど、人間がもつ善悪や表裏は今も昔も変わりません。

 

ネットも道具の一つである、という認識を忘れずに、用心深く、使い方をしっかり学んでいきたいと思います。