今の会社の新人研修には
ものすごく変だなあと思うものがあります。
会社の理念の早口言葉テスト。
決められた秒数以内に会社の理念を言い切るという
なぞの特訓が毎年行われています。
私自身は中途採用なのでやったことないんですが、
毎年新人として入ってくる人によって
研修の中の大変だった思い出として語られます。
それをきくたびに思うんですが。
会社のすばらしい理念を覚えるのはいいとして、
それを早口でいいきるという試練に
いったいどういう意味があるのか？
そんなことで時間を使うより
もっと有意義な研修があるんではなかろうか？
根性を試そうとか、時代遅れですよね。
ひたすら早く唱えるという特訓によって、
会社の理念がかえってただのお題目化してしまって、
思い出したくないものになりそうな気がします。
新人さんは会社に銘じられればそれを
合格するまでやらざるをえないですし。
どういう意図があるのか、なんて
会社を辞める気じゃないと聞けませんよね。。。
会社の偉い人が考えることはときどき
現場の人間にとっては理解不能になります。
組織が大きくなると、それぞれをまとめて
進んでいくのはたいへんなことはわかりますが
せめて仕事に役立つ内容の研修だけにしてあげたらいいのに
と思います。
じゃないとこれから先、
良い人材はどんどん逃げて行って、
人手不足で困ることになりそうな気がします。
