法事に行った母が、お昼にお弁当を買ってきてくれた。
京樽のまごわやさしいちらし寿司。
まごわやさしいとは
郷土料理か魚料理の名前かと思いましたが、調べてみると
ま=豆 ご=ごま わ=わかめ や=野菜 さ=魚 し=しいたけ い=芋
という、1日1回は取りたい7種類の和の食材の頭文字の合言葉らしい。
知らなかった。
わかめは入ってなかった気がするけど。
栄養バランスは気にするほうで、1回の食事に野菜なしとかタンパク質なしとかだとなんとなくそわそわする。
炭水化物はどっちかというと取りすぎが気になる。
酢飯の上に、まごわやさしい食材がたくさん乗ったちらし寿司。
持って帰ってくる途中でちょっと崩れたようだけど、華やかな見た目で食欲をそそられます。
お弁当になっていると気分が2割アップ
ちらし寿司、というと
「・・・・ちょっとしょっぱい気が」
「・・・・全体が同じ味な気が」
などとわたしには量が多すぎるせいで全部食べ切る前に飽きてしまった記憶があるのですが、お弁当は適度に小さかったので最後までおいしくいただけました。
そして、一つの箱の中にすべてがつまっている、というお弁当の形態になっているとなぜか2割おいしさがアップする気がするんですが。
冷凍食品のお弁当用のとんかつとか春巻きだって、外の世界じゃ主役ははれないけど、弁当箱の中だったら堂々たる存在感を放っていると思う。
ふつうにごはんと梅干でたべるよりおにぎりになっていたほうが3割おいしく感じる、という感覚と通じるものがあるかもしれない。
お弁当の世界というのも、意外と奥深いものです。