もこまる諸行無常なブログ

明るいけど頑固なところもある母、アスペルガー症候群の父、難病もちの私の3人家族です

株の移管、野村証券からSBI証券へ

投資で老後対策

老後に備えるため、インデックス投資と高配当株投資をしています。

もらえる国民年金は月々6万円前後と予想されるため、あと6万円前後は足りなくなると思われるからです。

20代のころ、病気で働けないわたしを心配した母が、

「配当金で生活するっていうのはどうかしら」

と夢のようなことをいいつつ、野村證券の口座を作ってくれました。

当時買った株をすべていまでも売らずにもっていたら、ほんとうに配当で生活できていたかもしれませんがやはりそれは夢のはなし。

株の移管にかかるお金

現在の投資の最適解は、ネット証券でeMAXIS Slim全世界株式という、業界最安クラスの手数料を誇るインデックスファンドを15年以上積み立てるというもの。

ネット証券最大手のSBI証券は、国内株式の売買手数料完全無料ですが、昔の野村證券では売買代金の10%を手数料でとられるという時代でした。

いまは一律10%ではないようですが、売買のたびに手数料をとられるところは変わっていません。

両学長のリベ大YouTubeチャンネルで

「投資をするならネット証券一択!」

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ということを知り、SBI証券の口座を開設。

NISA口座も野村証券でよくわからずに開設していたもののほったらかしてあったのでSBI証券に移管。

SBI証券でNISAの積み立てをはじめ、ミニ株中心に高配当株も買っています。

野村証券の口座には、優待目当てで持ち続けた株が1つだけ入っていました。

株の移管にはお金がかかるため、

「使わないなら放っておいてもいいか・・・」

と思っていたのですが、最近の両学長の家計管理の基礎の動画で不要な口座は解約したほうがよい、と教えられ、ようやく先週重い腰をあげました。

 

まず総合ダイヤルに電話。

電話でしか対応してない、というところに不親切さを感じます。

「〇秒ごとに〇円かかります」

というわかりやすく人を焦らせるような自動音声が流れたあとに、窓口につながりました。

本人確認などいろいろ確認したあとに、書類を送ってくれることに。

通話料がいくらになったのかはわかりませんが、移管のための手数料は数千円でした。

 

 

ネオモバからの移管も終わったら配当受け取り方法を変更する

高配当株投資はSBIネオモバイル証券というミニ株の手数料が無料のところを使っていたのですが、来年1月にSBI証券と統合されることに。

1株や2株といったたくさんの種類の株が合流してきます。

株の配当金は20%税金を取られた状態でもらえるんですが、所得税を支払っている人は確定申告をするとそのうちの15%くらいが戻ってきます。

この配当控除の存在、ずっと知らなかったんです。

これをやろうと行動させてくれたのも、リベ大チャンネルでした。

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配当金の受け取り方は以下の4つ。

1:郵便局や銀行で直接受け取る「配当金領収証方式」

2:銘柄ごとに指定の金融機関に振り込んでもらう「個別銘柄指定方式」

3:証券口座で受け取る「株式比例配分方式」

4:銀行口座で受け取る「登録配当金受領口座方式」

 

わたしはこのうちの4で、まとめてひとつの銀行口座で受け取っていました。

このやり方だと確定申告は一つの銘柄ずつ自分で入力する必要があって、60くらいある銘柄全部はできそうもない!

(1株とか2株だと配当の金額も100円以下)

というわけで、SBI証券にすべての株が集まったら、3の株式比例配分方式に変える予定です。

これだと証券会社がまとめてくれたものをぽんと確定申告書につけるだけで終わるらしい。

 

税金に関してはほんとうに、とるときはきっちり請求するけど、とりすぎてても本人が何も言わなければ返さないという横暴ともいえるシステムなんですね。

お金について学ぶにつれて、世の中には知らない人をだまして儲けるシステムがいかにたくさんあるか、むしろそればかりが目について本当に良い商品は目に見えないようになっているような気がします。

詐欺だけでなく、テレビで元気よく宣伝されて合法的に売られている金融商品もその多くはぼったくるだけの価値のないものということがわかってきました。

なんとなくお金について語ることは悪いこと、という先入観を植え付けられてきたのは、無知につけこんで儲けようとする人々からの洗脳だったのでしょうか・・・