外食するため、東松山ピオニウォークへ
平日の午後6時前、店内は閑散としていました。
父の提案で外食することになった日。
レストラン街もがらがらで、どこでも入り放題。
いつもはどこも外まで行列だったからちょっと期待に胸が躍ります。
しかしなぜか、いつも家で食べてるようなメニューの店に吸い込まれそうになる。
なぜなのか?
考えてみると、ふだんの母が作ってくれる料理はどれもおいしいから、外で食べてもおいしいのかもしれない。
というわけで、和食の定食の店、五穀に入りました。
まごころの感じられない盛り付け、山里定食
わたしは鳥の塩麹焼きがメインの山里定食。
五穀ご飯、味噌汁、牛肉の佃煮、豆腐の豆乳煮込み、鶏の塩麹焼き(ネギ塩だれ)、わらび餅
鶏肉とか、ごはんの盛り付けとか、そこはかとなく漂う適当感・・・
見た目をおいしそうにしようというちょっとした気遣いのなさが表れてしまっている。
何に使うのか謎の瓶
おまけにちょっと冷めていて、店名でもある五穀米のごはんは、ぱさっとしている。
我が家の炊飯器で炊いた炊き立ての雑穀ごはんのほうがおいしい。
父の料理には醤油の瓶とだし汁のようなものが入った瓶が乗っていましたが、店員さんからは何の説明もありません。
かけるものが2種類あったら、これをこうして、とか説明があるものなのでは。
瓶に入っているのがなにで、どうやって使うものなのか、最後までわかりませんでした。
なんか不親切。
どの料理も平均点
まずい、というわけではないけど、おいしい!というわけでもない。
むしろセブンイレブンのおにぎりとかマクドナルドのハンバーガーのほうが、
「いつも食べてるのと違う!」
という驚きのスパイスがある。
レストランとは、いつもの食事にはない驚きを求める場所。
ふだん食べているものと変わらないくらいのクオリティに、まごころのこもらないサービス、お金を払う価値を感じませんでした。
店員さんにも、自分たちが提供しているものの価値を高める努力が必要かな、と思いました。